AI・人工知能用語集
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2045年問題とは、2045年にはコンピュータのAIが人類の知能を超える（あくまでも予想）ことにより発生する様々な問題のこと。
あくまでも予想であり、2045年に本当にAIが人間の知能を超えるかは結論が出ていない。
(*)プロセッサーの性能が18ヶ月ごとに2倍になることから算出された値。ディープラーニングにはプロセッサーの性能が大きく影響し、これにより2045年に超えると予想されている。さらにAIがAIを進化させることによりAIの性能が指数関数的に向上し、2045年にはシンギュラリティ、特異点(Singularity）を迎えるということが根拠となる。
仮に超える場合、以下のようなことが考えられる。
(1)政治
人間がAIに支配される。人間より知能が優れている場合、AIの判断の方が正しいと思われる。よってAIによる政治が行われ、実質的に人間が支配されることになる。
(2)経済
経済活動もAIにより経営判断され実行される。AIが経営層となり、人間は社員として働くのみであり、管理や戦略はAIにより行われる。
(3)教育
教育もAIにより行われる。教師がAIとなり学習方針、学校運営もAIにより決定される。
ただし「強いAI」が開発されない限りはSFのようなAIにより人間が支配されるようなことはなく、あくまでもツールとしてのAIの活用と思われる。30年後に「強いAI」が開発されるかは疑問である。
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