Zoom におけるセキュリティ強化設定の紹介

このページではインターネットミーティング(会議)ソフトである Zoom におけるセキュリティ強化設定方法及びその効果に関して説明します。無料版のZoomを対象としています。

(1)ミーティングIDの取り扱い

ミーティングIDは公開しない。ミーティングIDを知られ、かつミーティングにパスワードを設定していない場合は、第三者にミーティングに乱入されて不正行為を行われる可能性がある。


(2)待合室の有効化

【設定】

待合室を有効化する。開催者が許可するまで参加者はミーティングに参加できない。

【効果】

何らかの理由で不正にミーティングに参加しても、ミーティングを妨害することができない。(主催者が不正者をミーティングに参加させないことが可能)

Zoomで待合室を有効化する

(3)パスワード

ミーティングにパスワードを設定する。メールでWeb URLが送付された場合はメールにパスワードが記載されている。

Zoomでミーティングのパスワードを設定する

(4)ミーティングのロック

【設定】

参加者がすべて揃ったことを確認したらミーティングをロックする。

【効果】

招待した参加者が全員揃ったらミーティングをロックする。不正者が参加できなくなるので安心してミーティングを続けることができる。

Zoomでミーティングをロックする

(5)画面を共有

【設定】

画面の共有を主催者のみにする。参加者には共有させない。(他の参加者に自分の画面を表示させない)

【効果】

紛れた不正者が不正な動画や画像を共有することによりミーティングを妨害することを防止する。

Zoomで参加者による画面共有を禁止する

(6)自分自身の名前を変更

【設定】

参加者は自分の名前を変更できなくする。

【効果】

他のユーザへのなりすましや、非常識な名前にすることによりミーティングの妨害を防ぐ。

Zoomで参加者の名前変更を禁止する

(7)Zoom の最新版を使用する。

フィッシングなど脆弱性がある可能性あり。常に最新版のモジュールがリリースされていないか確認する。必要ならインストールする。

https://zoom.us/download#client_4meeting


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